ふわふわ日記
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■親孝行久しぶりの更新だというのに暗い話で申し訳ないんだけど、同僚の葬式に行ってきました。違う部署で、仕事もほとんど一緒にしたことはなく、一度だけ一ヶ月ほどヘルプに入ったことがあるくらいなので会話をしたこともその期間だけの間柄なんだけど、歳が近いこともあって式場まで少し遠かったけど通夜も本葬も出席しました。金曜の昼頃に倒れられて病院に担ぎ込まれたという話は聞いていたんだけど、その場ではそれ以上の情報は無かったのでどうってことないだろうと思っていた(こういう職業(SE)ではよく(?)あること)。その日の22時頃、そろそろ帰ろうかと思った時に上司から訃報のTEL。病名は蜘蛛膜下出血。しかも重度の。入院直後に脳死となり、脳の動脈が破裂して脳全体に血が行き渡って手の施しようがなかったそうです。生前の彼は「猛烈」という言葉がぴったりの人で、徹夜は日常茶飯事で毎日遅くまで会社にいることが多いようでした。ちゃらんぽらんな自分とは正反対で、一緒に仕事をした短い間でもそれは感じました。この歳になると葬式に少なくないので年寄りの亡骸を見る機会はあるけれど、棺に入った30代のその姿を見るのは初めてでした。自分と同じ歳だというのに痩せ細ってかつての少しふっくらした印象は少しも残っていませんでした。泣かれてはいませんでしたが出棺時の母親の姿はしばらく忘れられません。親子二人だけの生活だったので今後のことを考えると心が痛みます。リアルで「先立つ不幸」を目の当たりにして、親孝行は自分も親も健在のうちにしておこうと心に誓いました。一番の親孝行は結婚だけど、それはできそうにないので旅行にでも連れて行って上げようかと思います。
■『GNO2』退役しました。辞めた理由はいろいろあるけどこの二つに集約されるのではないかな。
- 遊る時間が無い
- 続けられるほどゲームとしての魅力が乏しい
前者は自分の問題(まぁ時間を作る努力をさせないくらいのゲームということでもある)なので後者を少し。前作からゲームシステムがそれほど進化が見られないのと他のオンラインゲームよりも自由度が低いためにシステムが煮詰まったのが敗因。『RO』のようなチャットゲームでもないし、戦略的/戦術的な深みも無し。サプライズすることもなくなり新鮮味に欠けてきたのでこれ以上続ける理由は無くなったということ。
■最終日明日、中部国際空港が開港するというのに弟は名古屋空港から新潟へ旅立ちました……日帰りで。まぁ最終フライトなので記念になるのかもしれないけど。■[NOVEL] 天国に涙はいらない10 妹兄山腐女子庭訓 (佐藤ケイ / メディアワークス 電撃文庫)素晴らしすぎるっっ。シリーズ最高傑作かもしれない。前半のバカな部分も、後半の切なくて胸が苦しくなりそうな部分も佐藤ケイ節炸裂。
■Feb/20/2005(Sun)■またやってしまった体調を崩して(単なる寝不足)金曜は少し早く帰って22時に充電開始。再起動したのが日曜の12時。その間食事で計6時間ほどスタンバイモードになっただけ。さすがに日曜の午後は体調最悪でした。これからは平日の仕事量を減らして土曜出勤しようかな。■カットの列よりも長い?開港二日目に両親がセントレアに行ってきました。食事するのに2時間待ちという状態だったそうで最後尾札すら登場するほどコミケ並みの人手だったようです。■[NOVEL] R.O.D 第十巻 (倉田英之 / スーパーダッシュ文庫 集英社)えと……果たしてプロとして許される内容だろうか。いや、許されない。と批評しておこう。〆切に追われて仕方なく書いたものを誰も評価してはくれないだろう。書きたいものがあって読んでもらいたいものがあって初めて形にしてもらいたい。アマチュアならコミケ合わせに本をギリギリ間に合わせました、でも許されるが、プロが一般流通に乗る本でこれは許されないことだと思う。もちろん作家はいつも〆切に追われているのはわかるが、今回は追われている〆切をネタにしていることから内容的に許されない。しかしまぁ……内容は酷いが、読子さんのセーラー服姿を拝みたかったら必読必見ではある。■Feb/24/2005(Thu)■( ゚д゚)ホスィ…けどそれほど多くの曲データを入れてないからHDD容量は旧モデルでも十分だけどバッテリ駆動18時間は魅力的。しかし二台目を買うほどではない。■男子校になりそうな予感『ときメモ』はかなり遊り込んだしCDやグッズも買い込んだし同人誌も数千冊買った。『ときメモ』でこの世界に転んだのでそれなりに語れるし思い入れもあるんだけど、これはちょっと……まずはゲームとして成り立つのか不思議なコミュニティ系のゲームシステム。ゲームはなにかしらの目的があるしある程度の達成感をユーザーに感じてもらえないと萎えてしまうもの。アバターとイベントを少々用意するからあとはチャットで盛り上がってくれというのは無理があるだろうな。ま、そこらへんはもっと詳細なゲームシステムが公開されないとわからない部分もあるけど。次にキャラの問題。自分の分身であるアバターを同姓にするか異性にするかは問題ではなく、自分の分身は同性であれ異性であれ自分の理想のキャラをキャラメイクするのが普通。しかし自分の理想のキャラを自分の分身として学園生活を送って果たして楽しいだろうか。相手が理想のキャラであることが面白楽しいのであって例えバーチャルの恋愛だとしても恋愛ってそういうものだろ。(理想的な)NPC任せにしたらMMOにした意味がないし。■Feb/25/2005(Fri)■食わず嫌いは……遊りもしないで批判するのはマズイかなと思い直している。ゲームシステムがほとんど公開されていない現状では黙りを決め込むべきか。■[NOVEL] まぶらほ 〜ふっかつの巻・にし〜 (築地俊彦 / 富士見ファンタジア文庫 富士見書房)相変わらず短編ばかりで何が本編なのか番外編なのかイマイチわからない。いや、元から本編は存在しているのだろか。今回も本編(と思われる)はどうでもよくて、重要なのは番外編なのだが……千早問題は完結せず次回持ち越し。引っ張るだけ引っ張るんだろうな。あとがきに、ヒステリックな夕菜は最高、、、というのを読んで本気で読むの止めようかと思ったが、実際のところ夕菜はどうでもよくて玖里子さんと千早さえマトモであればそれでいいんだけどね。■Feb/26/2005(Sat)■[GAME] ToHeart2 (AQUAPLUS)残りキャラをクリアしてオールクリアしました(前半のログは無くなってるよ…orz)。ありえない設定のキャラ(ストーリー)が多くなっている最近のエロゲとは違って無さそうで居そうな(有りそう)な設定にしたことが成功の鍵だろうね。中盤で多少の中だるみもあるけど日常を上手く表現しているし、その日常の所々で『ToHeart』しているところが懐かしさを感じさせます。ま、懐かしさを感じさせるのは音楽と制服が前作と同じだからというものあるけど。立ちキャラのパターンも豊富で表情豊かだが、中だるみを解消するためにもイベント数(イベント絵)をもう少し増やしてもいいかなと思う。シナリオ担当が複数なのでキャラによる出来不出来が激しい。主人公の性格に一貫性がなかったりして感情移入しにくい所もあったりするので次回はそこらへんを改善してもらいたい。18禁でないことの不満はほとんど無くてむしろ逆にエロく感じてしまうのは演出の巧さか。
- 「えろが無いようだが…」
- 「えろなんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」
以下キャラ別インプレ。
- イルファ(姫百合姉妹とも言う)
- 終始恋愛を臭わせないシナリオは疑問だがキライではなく割り切ってしまえばむしろ好感度は高かった。エピローグも悪くなかったしラストは少しホロリと来た。なぜに人外が絡むと泣けるシナリオが多いのかなぁ。前作のマルチも『とらハ』のさくらも人外だけと情が移ると時間(生命力の違い)や身体の構造などは超越してしまうのだろうか。というか、そういったものをテーマにして上手く消化できたシナリオだけが心に響くのかもしれないけど。
- 登場キャラも全て愛らしく、イルファ、シルファ、ミルファ三姉妹は同人でネタになりそうなのでLeaf系ジャンルは要注目。
- るーこ(ルーシー・マリア・ミソラとも言う)
- ∩( ・ω・)∩るー!
- 箱庭的SFを狙ったのかもしれないが全てが中途半端でイマイチ。写真は伏線だと思ったのに全く伏線でなかったり……時々日本語の使い方もおかしいところもあったりで感情移入しにくいところもあったりする。
- るーこルートは「スキスキタマお姉ちゃん。ボクは一生、タマお姉ちゃんのペットです〜」が全てであろう( ´ー`)y-~~~
- ○○○○(隠れキャラのため伏せ字)
- 声優さんがだめだめ。演技力全くなし。また、絵と声のギャップがありすぎる。シナリオ面でも日本語がだめだ。隠れキャラであることを考えると多くは望めないかもしれないけどもう少しなんとかしてもらいたい。
- 【高城さん】の言葉遣いも小学生っぽくない。主人公の感覚もわからない。全般的に感情移入できない。
- 唯一の救いはエピローグが無いことだろう。終盤まで消化できないことが多くて???なところが多かったけど、ラストはキレイに終わっているところは評価できる。
- 委員長(小牧愛佳とも言う)
- 不器用で頑固で意地っ張りでそのくせ他人には優しく小動物的で愛らしいキャラ。
- キャラの魅力だけでなくシナリオのデキも非常に良い。中盤までの萌え展開や萌え演出はもちろん最高だし、中盤以降の妹絡みの話も悪くない。
- ラストも無理なくキレイでエピローグも要点だけにしているところは好き。しかし、ラストは二人の関係が曖昧なまま終わっている点がイマイチ。つーか、恋愛モノでなくなっている気もする。きちんと消化していないけど委員長の性格とラストが少しだけ「これから」を感じさせるのが救いであり想像力を掻きたてる。
■Feb/28/2005(Mon)■OTAKU咲耶昨夜NHK教育で「都市を変えるポップカルチャーOTAKU・おたく」という番組を観た。痛い番組かと思ったら意外にも面白楽しくて終始満足。3月中まで東京都写真美術館でヴェネチア・ビエンナーレと同じ展示をしているそうだけど、これだけのために上京するのは厳しいなぁ。■[NOVEL] 涼宮ハルヒの退屈 (谷川流 / 角川スニーカー文庫 角川書店)長門が絶好調。ハルヒの中では唯一好きなキャラなので(長門なりに)もっと輝いてもらいたい。全体的には悪くないけど微妙だね。谷川流は短編よりも長編の方が上手いから短編ばかりの今回はイマイチ。| Top | up-to-date |